ホラー映画と個人的ジンクスとひぐらし

アンデット(監督フェリシティ・メイスン 2003年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J55DG
という作品を見た。非常に面白いゾンビ映画だった。ゾンビ好きとしては王道をいっておりさらに二転三転する展開がたまらない。…で例の如くその日の夢にゾンビ登場ですよ。

(前回登場はハリウッド版呪怨だった)

実家の裏庭駐車場から軽排気量のエンジン音。調べに行くとバイオハザード4のチェーンソー姉妹が登場。チェーンソー姉妹と言ったが実際にはチェーンソー持ってるのは一人で、後は芝刈り機と電気ドリル。頭にマスクをかぶっており顔は分からない。とにかくエンジン音に負けない奇声を上げながら襲ってきたので落ちていた木製バットで応戦。
振りの遅いチェーンソーを躱してから振り上げるまでにタイミングにカウンターを入れ続けたが、威力不足でけりがつかない。いくら遅くとも3人相手に囲まれると命がけだ。かすっただけで重症になる武器ばっかだし。そのうちバットはチェーンソーに斜めから真っ二つに切断されてしまった。あわてて落ちたバットを拾うとちょうどいい具合に鋭利な切断面。
ソイツを一番リーチの短かったドリル女の顔面に突き立て、ぐりぐりする。びくびくして一体撃破。腕は返り血で真っ赤になってしまった。さて残り二体と振り返ると、なんとマスクを脱ぎ始め得た。

その顔は…ひぐらし古手梨花(にぱ)と痕の柏木楓! ええ〜
でもゾンビだし。

マスクを脱ぐまで170センチぐらいのが体格だったのに、素顔を晒したとたんに小柄で華奢な少女に成るのは…名探偵コナンの犯人のシルエット効果?

しかしリーチが短くなった事でこちらは一気に有利になった。しかもボーナスアイテムか、倒したドリル女の傍らから金属バット登場。コレでチェーンソーを受け止めても壊れない。

で…思い出すのも凄惨だが、美少女ゾンビ二人を延々目が覚めるまで殴り続けた。リーチでスピードで圧倒的に有利になったのでもう一方的に殴りまくり。脳に補正がかかったのかいくら殴っても血が出てこないのが唯一の救いだったが…ゾンビとはいえ少女の外見だとかなり心が痛んだ。子供でも撲殺出来る自分はゾンビ映画の世界でも生き残れるに違いない…が、間違いなくゾンビ以下の怪物だ。

この夢に出て来るという特性のおかげで映画が二倍楽しめるようになったのだが…えり好みが激しくなってきたのも事実である。悪霊、怨念系はマジでヤヴァイ。物理的に殺せない奴らは心臓停まるような悪夢を見るハメに成るので、尋常じゃない勇気がいる。ブレアウィッチプロジェクトの時は恐怖で人が死ぬかもと思った。モンスター系も手に負えない強ささとやっぱり怖い。そうなると一番無難なのが単体だとどうにか出来てしまうゾンビ。コレなら夢に出てきても何とかなるや…こんな映画の選び方はいや〜といいつつ、夏はやっぱホラーでしょ。で、ソウが見たいのだが心の準備が激しく出来ないわけである…