納得いかない言葉狩り 原田高夕己

http://blog.livedoor.jp/yota874harahara/archives/747613.html
宗教がらみや差別的発言はダメとかいろいろガイドラインはあるようですが、下品な登場人物が物語の中で教養の無いことがを使うのは意図されたことであるのでそこに手を加えるのはどうなんだろうねえ。新聞じゃないんだから。カムイ伝なんかは、差別弾圧階級闘争を描く上で差別的発言を意図的にそのまま残して出版している。ただ単に特定団体からのクレームの対応が面倒だから勝手な判断をしているのだとしたら情けないね。
関係ないけどパンチラという言葉を普及させたピントぴったし(http://www.rokuhara.no-ip.com/hobby/camera/c_comic/c_com004.htm)を連載していたサンデーとも思えない。今じゃ犯罪幇助漫画だよね。


所で話はまたかわるけど私は小学館の編集者なんてみんな一流大学卒のインテリだろうと思っていたのですが、たまに非常に頭の悪いアオリがあったりして、本当にコレ編集者が書いてるの? と頭をかしげることがありました。
特に多いのが「戦いの火ぶたは切って落とされた」という表現。こんな文章は少年サンデー以外では見たことありません。
火ぶたは切るもので、切って落とすのは幕。コレは日本語の誤用の例としていつも使われるもので、素人ならともかく編集者、ライターが間違えるとバカにされます。
まあいわゆる業界標準として「朝日新聞の用語の手引き」の一冊ぐらい持っておきたいものです。