俺的映画祭り

久しぶりに映画を見に行った
先日買ったゲームがあまりにも3D酔いするので売りにいったら結構な額になったので時間を計算して三本立てに挑戦

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
スターシップトルーパーズ3/マローダー
ダークナイト

上映時間の都合もあったけどこの順番でみてほんとによかった
まず分難に馬鹿な娯楽映画のインディ
相変わらず七転八倒チェイスシーンは年齢を感じさせない。
無難かつハッピーエンドで終了。もうこのシリーズは続けらんないなあ〜という禁断のオチで終了。明日から同じ劇場でハムナプトラなのが世代交代を感じさせる。
ナチや冷戦時の共産主義者というのは何も考えずに悪役というスタンスで映画を楽しめるので時代設定がいいよね

ジャングルカッターが最高です
アクションフィギュアとセットの奴はもう売り切れてました残念
本家マッハ号よりかっこいいぜ

スターシップ。2がアレだったけど再びバーホーベンがメガホン取ったとあれば見ない訳には行きません。ようやく登場のマローダーのシーンは短いが、スチルでみたダサイ外観ながら、動いているのを見ると結構くる物がある。
それにしても飛び散る肉片、生首の半端無いこととといい、プロパガンダ放送のオンパレードといい、アメリカの軍隊とキリスト教を徹底的に皮肉った演出といい、とても悪趣味で非常にすばらしい。馬鹿さでインディを圧倒…というか、この映画にまともな人間は一人も登場しないんじゃないのか? あまりにも脳筋すぎて見る人を選ぶのだが、逆にハマる人にはおすすめです。
ちなみにとてもスカスカでゆっくり鑑賞できました。それゆえ、今この劇場にいる観客全員とはそのまま酒を一緒に飲みにいきたいと思えるほど映画の趣味が似ている訳です。インディでもなく、ダークナイトでもなく、ポニョでもなくなんでお前らコレ見てんの? ってかんじ。退席時に人数数えたら自分入れて15人しかいなかったぜ。
3作目にしてようやく登場したマローダーですら、結局はプロパガンダの道具でしかないってのが笑える。絶対「君も軍隊に入ってマローダーを操縦しよう!」って言いたかっただけだろ。
見ている間中、マクロスフロンティアのヴァジュラに足りない物はコレだよな〜と思ってました。
ヴァジュラって正体不明な敵対存在でしかなくて、バグスのように恐怖と憎しみの対象ではないんだよな〜
生身の人間が無慈悲に虐殺されるからこそ正体不明の昆虫型巨大生物の恐怖感がでるのであって、戦闘機が何機撃墜されてもあまり脅威を感じさせないんですよね〜
まして歌や信仰などまるで通用せず、平和主義だろうが信仰を持っていようが無垢だろうが関係なく無差別に殺していくバグズのある意味平等さがとても気味がいい。

ダークナイト
スターシップトルーパーズが登場人物全員バカ、あるいは気違いだとすれば、その全員の狂気をジョーカー一人に集約させたのがダークナイトだろうか。
そういう意味ではこの作品を最後にしたのは計算づくです。だってどんな馬鹿も気違いもジョーカーにはかなわない。しかも撮影に使われた火薬量ですらスターシップトルーパーズより多そう。
マントをはためかせながら無骨なバイクで失踪するバットマンかっこ良すぎる。
個人的にはゴッサムシティが普通に現代の町っぽいのだけがちょっと不満といえば不満。ティムバートンのゴッサムシティはバットマンでもジョーカーでもなくあの町が主役だったからなあ

機銃装備のバイクに乗ってて「丸腰で悪と闘う」といいはるのはいかがなものか、バットマン
あとハムナプトラとクローンウォーズとポニョをいつ見るか考え中
ポニョは見るつもり無かったけど、たけくまメモの一連のエントリを見て逆に見たくなってきた。
パンダとポニョ1 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_e509.html
パンダとポニョ2 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_49c9.html
パンダとポニョ3 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_746c.html