映画 ロケットマン(タイ)

マッハ!!!以降カンフー映画よりタイ映画の方が面白くってちょくちょく見てるのだけど
コレはまたいい意味で非常に馬鹿っぽい映画で大満足でした
マトリクスが特撮技術にスタントマンや俳優の身体能力がついていかないとすると、この映画「ロケットマン」はワイヤーアクションの技術が稚拙すぎてスタントマンの身体能力においついてないという逆の現象が起きている。
今回もひたすら飛び膝のオンパレード。ある種の信仰に近い物があります。


名前の有来のロケットマンは手製の巨大ロケット花火(作中では爆竹と翻訳されている)を自在に使って集団に単身立ち向かいます。
ロケット花火は結構特撮っぽい映像なのだけど、それでも日本の特撮ミサイルより映像に違和感がなかった訳で…日本アクションでも特撮でも負けてるぞ…と
極めつけは電柱のようなロケット花火に飛び乗ってタオパイパイのように突進していくシーン
こういうとんでもないキャラって大好き
ただ単に強いのではなく、トリックやガジェットを駆使して闘うキャラというのは強さのインフレを調整しやすいので好きです。バットマンとか。
小石程度の火打石を指で弾いて火花を散らし、自在に導火線に着火する演出は地味にかっこいいです。