ポニョ

もうここまできたら開き直ってみてきましたよ。
スカスカでした。
内容は…前半で一気にカタストロフが起こって後半だらだらという流れなので最後に盛り上がらないという展開でしたが（CM見ているとあそこがクライマックスシーンか…と思う場面が序盤にあって後半はもっと凄いことが起こるに違いない…と期待したのに）、水中生物の描写がものすごいのでそれだけでも動画的には見る価値は充分ありました。
それにしてもお母さんの無茶っぷりが凄すぎて見ていてヒヤヒヤします。
保護者があの調子では宗介が５歳にして成熟しているのも頷けます。
まあ、女性が男性以上に強いのは宮崎作品の伝統ですけど（名探偵ホームズのハドソン婦人とか）

栃木県で車が水没して女性が溺死した事件が記憶に新しいが、あんな深いところに車高の低い自動車で突っ込んでいったら絶対エンストするよな〜と、全然違うところで心配してしまいます。

でもあのシーンが一番面白かった訳で、
担当した山下明彦のカリ城へのリスペクトを強く感じました。
実際にはあのゆるゆるのサスペンションとツルツルタイヤのケツ振りはあり得ないのだけど、あのぐらい大げさにやった方がアニメとしては面白いわけでして。
関連動画

前輪駆動の車って個人的に好きではなかったのだけど、こういう演出が出来ると思うと考えを改めねばなりません